私の母
小学校の入学式の数日前に
大好きな私の母方の祖父が亡くなった。
私は、その時亡くなると言うことがわかっていなかった。
私の母は、実家の3畳間で約1か月毎晩泣いていた。
母は、優等生だった。
母方の祖母が自慢の娘で
田舎の小さなところから
中学校を卒業すると皆紡績工場へ行く。
その話が事実だと言うことが
母が亡くなり
母のタンスの小物入れのところに
昔の黄ばんだノートが出てきて
そこに母へ一人一人の絵や言葉が
残っていた。
私はそれを無くしてしまったが
しっかりと覚えている。
母が亡くなり
30年以上が過ぎてしまった。
享年56歳だった。
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